そのため、アクスルは一般的なフロントはダブル・ウィッシュボーン、リアはリジッドとなり、アクスル間のフレームも低く、さらにトランスファーケースなどがぶら下がっており、そのシルエットはH1とはまったく異なるこものになった。
しかしそれと引き換えに低く平らなフロアによる、良好なドライビングポジションと、アメリカ人が好むGMのSUVの乗り味を獲得し、マニア以外からはむしろ歓迎される結果となり、当初からセールスは好調を維持していく。
2002年よりGMが生産し、日本では三井物産オートモーティブが輸入している。
GM、SUV部門の女性チーフが「室内がゴム臭い」と言い出したことが切欠となり、2006年モデルからスペアタイヤが車外に出されることとなったため、バックドアの使い勝手は悪化している。
この変更による室内の変化は無く、サードシートも片側1脚のままで、スペアタイヤの無くなったあとは空きスペースとなっている。
大型SUVであるH2ではあるが、その後継者であるH3ではかなりコンパクトなサイズに変更されている。
その背景の一つとして、欧米諸国では、燃費が悪く地球温暖化を助長するとして、一部の環境保護団体が大型SUVの乗り入れ規制や増税を求め、ときには破壊活動すらしている。
最近では相次ぐガソリン価格の高騰にともないSUVをもじってSuddenly Useless Vehicle(突然使い物にならなくなる乗物)とも呼ばれている時事も否めない。
(あくまで、余談である。)